アメリカの文化

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アメリカの文化

 
アメリカの文化を語るうえで、国民の祝日を抜きにするわけにはいきません。ここでは、
アメリカのおもな祝日やアメリカならではの楽しい行事をご紹介していきましょう。 
 
  

 ニューイヤーズ・デー

 
1月1日は祝日ですが、アメリカのお正月って特別なことは何もしません。
この日は前の日に大騒ぎした分の疲れを癒すためのお休みのようなものです。新年の目標を立てる習慣があって、家族で目標を言い合ったりします(でも直ぐに忘れちゃいますけど)。
 
普段の祝日と大きな違いはなく、スーパーなども通常の祝日と同じように営業しています。翌日の2日からは通常通り、会社も学校も動き出します。
ちょっと拍子抜けしてしまいますね。
 
でも、パレードはすごい!!最も代表的なものは、カリフォルニア州パサデナのローズパレードと、ペンシルバニア州フィラデルフィアのママーズパレードです。ローズパレードはとてもきれいで、ママーズパレードは超〜ハデ。まさにアメリカの文化といえるパレードです。
 
世界から集まった参加者が3〜4時間かけて行進するのを観るのは壮観ですよ。
 
 
 
 
 
 

 マーティン・ルーサー・キング誕生日

 
1月の第3月曜日は、マーティン・ルーサー・キングデーという祝日です。マーティン・ルーサー・キングは、アメリカの黒人公民権運動の指導者で、「キング牧師」として知られていますよね。
 
キング牧師のことは、人類の平等を訴えた『I have a dream.』(私には夢がある)で始まる演説があまりにも有名なので、多くの方がご存じだと思います!
 
マーティン・ルーサー・キングは、1929年1月15日に南部のジョージア州アトランタで生まれました。
当時のアメリカは黒人と白人の差別が大きく、特に南部は差別の激しい所でした。キング牧師は、
「非暴力・無抵抗」で差別と戦いました。そして、1963年にあの有名な「私には夢がある」の演説を行います。
 
・・・という事で、この日は全米各地で差別反対のデモや、キング牧師を偲ぶ行事があちこちで見られます。
 
 

 グラウンドホッグ・デー

 


2月2日はグラウンドホッグ・デーです。
 
この日にグラウンドホッグ(大きなネズミ)が、冬眠から覚めて穴を出て、もし晴れた日で地上に自分の影が写っていれば、これから先6週間まだ冬が続くことを意味します。そしてグラウンドホッグは再び穴に戻ります。でも、もし外が暗く曇っていて、自分の影を見ることができなかったら、それは春がすぐそこに来ていることを意味し、グラウンドホッグは穴の外に出てくるのです!
 
日本の立春(節分)にあたる日が、このグラウンドホッグ・デーというわけです。
 
 

 バレンタイン・デー

 
アメリカでは男性が女性に、花束のプレゼントをするのが一般的です。義理チョコもありません。好きな人にプレゼントすればいいので、男性から、女性からどちらでもいいんです。
 
もちろん、孫からおじいちゃん・おばあちゃんでもいいんですよ。これも、日本とアメリカの文化の違いですね。
 
 


 プレジデント・デー

 
2月の第3月曜日は、アメリカ初代大統領ワシントンの生誕を記念して設けられた祝日です。
 
本当の誕生日は 2月22日ですけど、3連休にするために第3月曜日に変更になりました。これにはもうひとつおまけがあって、2月12日生まれのリンカーン16代大統領も近いので、いっしょに祝ってしまえとなったとか。結構いいかげんですね。この合理性も、やはりアメリカの文化なのでしょうか。
 
2月生まれの大統領がいれば、今後また追加されるかも知れません。
 
 

 マルディグラ

 
マルディグラとは、フランス語で「太った火曜日」という意味です。
 
もともと、イースター前の断食に入る直前にお腹いっぱい食べておこう!というお祭りでしたが、アフリカ系移民やインディアン儀式などの要素も入っているようです。
 
今では宗教色は消え、文化的な意味合いもあまりなく、もっぱらパレード・音楽・食べ物を中心としたドンチャン騒ぎと化しているようです。その規模は、リオのカーニバルと同じく、世界三大カーニバルのひとつに数えられるほどです。
 
 


 セント・パトリック・デー

 
3月17日は、セント・パトリック・デーです。セント・パトリックとは、5世紀にアイルランドにキリスト教を広めた人で、サタンの化身・蛇がアイルランドにいないのは、セント・パトリックが退治したからという伝説まであります。
 
この日には、緑色の物を身に付けることになっています。クローバー柄もたくさん見かけます。またアイリッシュバー(お酒を飲むところ)では、着色料を入れてビールまでが緑色になるんですよ。
 
 



 イースター

 
イースター(復活祭)とは、キリストの復活を祝うお祝いです。それと同時に、春の自然の蘇りを祝う日なのです。イースターのシンボルは、繁栄を表す『ウサギ』と、生命の始まりを意味する『卵』です。
 
イエス・キリストが十字架に掛けられて生き返った日ということで、キリスト教徒にとってはクリスマスよりも大切な日ですが、子供にとって最も楽しみなのは、卵狩(エッグ・ハント)。
 
子供たちが事前にゆで卵に色を付けたもの(イースター・エッグ)を親が隠しておいて、朝一番に見つけに行く遊びです。でも、その後がたいへん!1ダース以上ものゆで卵、さあいったいどうやって食べましょう。
 
卵サンドに卵サラダ、卵のグラタンなど、しばらくは卵料理が続いてちょっとうんざり。。。
 
 

 メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)

 
5月の最終月曜日は、メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)といって、もともとは南北戦争の戦没者を追悼する日でした。でも、今は国のために命を落とした軍人すべてを追悼する文化的な国民の休日となっています。
 
この日は各地でパレードや、献花式などの行事が行われ、近所でも国旗を玄関先に掲げる家も多く見られます。
 
同時に、家族揃ってピクニックや旅行に行き、初夏の訪れを楽しむ日にもなっています。また、デパートなどのお店ではメモリアル・デー・セール!!!
 
 

 独立記念日

 
7月4日は独立記念日です。これは、1776年7月4日にトマス・ジェファーソンにより独立宣言が行われ、イギリスからの独立が宣言されたことをお祝いする日です。
 
この日は、家族で過ごすというよりは、友達同士でバーベキューやピクニックをしたり、パレードを見に行ったりという過ごし方が多いようです。
 
また、アメリカの独立記念日といえば、忘れてはならないのが花火です。
アメリカで花火を見ようと思ったらこの機会を逃してはいけません。各地で花火大会が開催され、地元紙にはその情報が掲載されます。
 
州によっては、個人レベルでの花火が禁止されているので、普段花火を見ることはなかなかありません。ぜひ、この機会をお見逃しなく!!!
 
 
 
 
 

 レイバー・デー(労働者の日)

 
毎年9月の第1月曜日はレイバー・デーです。必ず月曜休みですので土曜日から3連休になります。
 
すでに100年の歴史があり、もともと労働組合の祝賀であった「夏の最後を祝うお祭り」から来ているようです。
 
また、9月はアメリカの多くの州で秋の始まりともいえる月です。基本的にアメリカの夏は5月のメモリアル・デーからこの9月はじめのレイバー・デーともいえ、多くの人がこの3ヶ月の間にバケーションを楽しみます。
 
レイバーデーは労働の日でもあり、去り行く夏を惜しむ祝日でもあるわけですね。
 
 

 コロンブス・デー

 
毎年10月の第2月曜日は、コロンブス・デーです。
 
これは1492年10月に、コロンブスがサンサルバドル島に上陸してアメリカ大陸を発見した日を記念してできた祝日です。コロンブスはイタリア人だったので、特にイタリア系アメリカ人の間で盛り上がると言われています。
 
 

 ハロウィーン

 
           
9世紀ごろの話ですが、ハロウィーンは実はローマカソリック協会の聖人たちに敬意を示す日だったようです。ハロウィーンのお祭りは悪魔のお祭りとされ、死人の魂や魔女、幽霊などが絡んでいます。ハロウィーンのシンボルカラーといえば、黒とオレンジ色。提灯の黒は死を、そしてオレンジ色は収穫を表しています。
 
10月に入ると、この日のために、スーパーには色取り取りのお菓子が山のように積まれます。かぼちゃの即売、黒とオレンジ色の小物、かかしなどのかざり物が、店頭にところ狭しと並びます。また、変身用のさまざまなコスチュームなどもこの季節の目玉商品です。
 
ハロウィーンの夜は、子供たちが仮装して近所を練り歩き、玄関先で『Trick or Treat』(ごちそうしてくれなきゃ、いたずらするぞ!)といってお菓子をもらう習慣があります。
 
でも、ハロウィンは子供だけがワクワクしているわけでもなさそうですよ。大人でも仮装して会社に行く人もいます。車で出勤するので、周囲の目を気にする必要はないんですね。車社会は文化の保全にも一役買っているということでしょうか。
 
 

 サンクスビギング・デー(感謝祭)

 
日本にはない行事の1つが、11月の第4木曜日のサンクスビギング・デーです。この日は、アメリカが現在ある理由、そして先住民アメリカン・インディアンが滅びていった理由を知る上で、とても大切な日です。
 
1492年、コロンブスのアメリカ大陸発見により、多くのイギリス人が、アメリカ
新大陸を目指して移住してきました。しかし、上陸した年の冬は寒さがとても厳しく、さまざまな困難にも見舞われ、上陸当時100人ほどいた清教徒のほとんどが寒さや飢え、そして病気などによって命を落とてしまいました。
 
生き残った人たちは、先住民であるネイティブ・アメリカン(インディアン)に狩猟や農耕を教わり、一生懸命働きました。そして、秋の収穫時に教会に集い、インディアンを招いて会食を催し、収穫を喜び、神に感謝を捧げたというわけです。
 
感謝祭はクリスマスの次に大切な行事で、家族や親戚が集まって、沢山の食物を囲みながら、この1年の出来事で話が弾みます。まさにアメリカの文化ですね。
 
感謝祭のもう1つの楽しみは、「バーゲンセール」。感謝祭の木曜日は、お店はどこもお休みですが、翌日の金曜日は「ブラック・フライデー」と言われ、どのお店もセール、セール、セール!!クリスマス用のショッピング開始の時期になります。
 
 
 
 
 
 

 クリスマス

 
    
日本ではお正月にあたる、アメリカの最も大切な行事です。「アメリカのクリスマス」でたっぷりご紹介しますので、お楽しみに、、、、
 
 

 ニューイヤーズ・イブ

 
この日は友達同士で集まって、ワイワイと賑々しくするのがアメリカ流です。イブのパーティーでは、まだクリスマス・ツリーがそのまま飾られていて、そのまわりで歌ったり踊ったり。。。
 
レストランやライブハウスにいると、必ずかかるのが「蛍の光」で、この曲を聴きながらシャンペン片手にカウントダウンをします。零時になったら、誰にでもキスをして良いという無礼講の一瞬もあります。
 
ニューヨークでは、マンハッタンにあるタイムズ・スクエアのカウントダウンに行ってみるのも面白いですよ。ここには毎年、大きな電動式のボール(Big Apple)が支柱に仕掛けられ、深夜零時になるまでに集まってきた人たちの「カウントダウン」に合わせて、ゆっくり降下します。
 
ボールがいちばん下まできたらちょうど零時、電気が点いて「ハッピー・ニューイヤー!」と新年の幕開けを祝います。
 
また、独立記念日と同様、各地で花火も打ち上げられますので、これも見逃せません。まさに、アメリカの文化ここにありという感じですね。
 
 
 
 
 
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